一人暮らしで犬を飼うのに必要な準備について、必須アイテムの準備や心構えも交え8つご紹介します。
ペットとして飼う犬は、私たちの生活にうるおいと活力を与えてくれる貴重ないやしの存在ですね。
犬好きの一人暮らしをする方にとってはなおさらその愛らしさは増して、よき相棒として一緒に生活を送りたいことでしょう。
でも、散歩やお手入れなど細々とした面倒をきちんとみれるか不安で、なかなか飼う決断できない部分があるかもしれません。
そこで今回は、一人暮らしで犬を飼いたい方のために必要な準備を8つ、心構えや気をつける点にも触れながらご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください!
一人暮らしで犬を飼うために必要な心構えや気をつけることとは?
一人暮らしという条件の中で犬を飼うことは、時間的な制約もあり普通に飼うことに比べ大変なのは否めません。
また、犬にとってストレスになる環境や、いろいろと不都合が出てくる場面もあるかもしれません。
でも、一人暮らしで犬を飼うための心構えを知り必要な準備をきちんと行えば、一人暮らしでも犬と楽しく生活を送ることができるようになります。
では、実際一人暮らしで犬を飼うために具体的にどんな心構えが必要で、どんなことに気をつければいいのか、心にとめておきたいポイントをご紹介します。
犬を最後まで面倒みる覚悟を持つ
いざ犬を飼い始めると、散歩・餌やりなど飼い主は自分の時間を削って犬の世話をする必要が出てきます。
飼い主がどれほど忙しく疲れていても犬は飼い主しか頼る存在はいないので、投げ出すわけにはいかないということを覚えておきましょう。
また、犬が年をとって病気がちになったり体が不自由になるなどしても、飼い主は最後まで犬の面倒をみる必要があります。
飼う際には、寿命まで犬に寄り添って面倒をみれる覚悟があるのか、また実際の経済的余裕や時間的余裕があるのかをよく振り返ってみるといいですね。
いざという時に預けられる人を確保する
飼い主の出張や入院などで面倒を見れない時や、犬が病気やけがをした時に付きっきりで面倒をみきれないことが起こるかもしれません。
そんな時のために、事前に家族や友人などに預けて世話をしてくれるよう依頼をしておくと安心です。
また、ペットシッターにお願いをすることもできます。
犬は、飼い主しか頼る存在がいないことをしっかり肝に銘じておきましょう。
留守番ができるようしつけをする
一人暮らしで犬を飼う場合、一人でも留守番ができるよう日頃からしつけておくことが必要です。
飼い主が不在の時、犬は一人で過ごすことになるので、飼い主がいない不安から無駄吠えをしてしまい近隣に迷惑をかけてしまいかねません。
また、慣れないうちはトイレの不安もあるでしょう。
日頃から、生活音に対して無駄吠えしないようにしつけることや、トイレトレーニングをしっかりやっておくといいですね。
室温管理をする
室温管理は、犬の体調維持に重要な要素です。
一緒に過ごしているときはもちろん、留守番中も犬が快適な室温に保っておくことが重要となります。
夏場や冬場などの寒暖差が大きい時期は犬も体調を崩しやすくなりますので、室内はできるだけ犬に合った室温に保つようにしてください。
適温の目安は、シングルコートの犬種の場合、夏季は22~25度、冬季は20~25度、ダブルコートの犬種の場合、夏場は23℃~26℃、冬場は19℃~23℃です。
一人暮らしで犬を飼うのに必要な準備8選!場面ごとに必要なアイテムをご紹介!
犬との生活場面では、一緒に生活するためのいろいろな知識を得たりアイテムをそろえることが必要になってきます。
でも、これらを準備したあとには犬との楽しい生活が待っています!
早速、一人暮らしで犬を飼う際に遭遇する8つの場面で必要になる準備と、具体的に必要なアイテムについてご紹介していきます。
1.散歩
散歩の際に必要になるのが首輪とリードです。
リードとは、飼い主と犬を繋いでおくための引き綱のことで、犬の命を守るためのもの。
また、それだけでなく、ほかの犬や通行人に迷惑をかけないために、飼い主の意思を犬に伝える役目も果たしています。
種類は、主に一般的なスタンダードリード、手元のスイッチで伸縮できる伸縮リードがあり、素材としては布製、ナイロン製、革製など。
普段の散歩の際には、安くて多くのカラーとデザインがある布製のスタンダードリードがおすすめです。
2.日常の居場所
犬の安全を守り、安心して過ごせる日常の居場所がサークルやケージです。
就寝時や日中の留守番のときに活用できます。
犬は、留守番時など誰もいない家の中で野放しにされていると落ち着かない動物ですので、テリトリーとなる安心して過ごせるスペースがあるといいですね。
サークルやケージに入れておくことで、イタズラ防止も期待できます。
3.食事
犬が快適に食事をとるために、専用の食器はなるべく用意しておきたいですね。
そのために重要なのが、飼っている犬に合ったサイズや形状の食器を選ぶこと。
容量や間口のサイズ、高さなど、犬の種類に見合ったいろんなバリエーションのものが出ています。
また、軽い素材のものだと揺れやすいのでフードが散らばったり、ひっくり返って中身がこぼれる可能性もあるので、ある程度重さと安定感のあるものを選びたいところですね。
4.トイレ
一人暮らしで犬を飼う場合に排泄は室内ですることになるので、トイレを備えておくことは必ず必要になります。
決まった場所で排泄ができるようにする固定のトイレトレーと、ペットシートを常備しておくといいでしょう。
そのためにも、トイレのしつけは飼い主にとって大事な作業になってきます。
室内でのトイレのしつけをしっかりしておけば、留守番が長くなっても犬が自分で排せつを済ませることができるようになるので、安心して外出できるようになりますね。
5.留守番
一人暮らしですと留守にする時間が長くなり、餌やりにままならない時がどうしても出てきます。
そんな時に便利なのが、自動給餌機。
餌は、毎日決まった時間に与えることが理想ですので、餌がやれない時にあらかじめ自動給餌器にドッグフードを入れておき、タイマーで時間をセットすれば餌が食べられるようになります。
また、飲み水も切らさないようにしたいですね。
こぼさずしっかり飲みたいときに飲めるよう、ケージに取りつけられる専用の給水機を購入しておくのもおすすめです。
6.遊ぶ
おもちゃは犬と一緒に遊ぶときや、留守番の時に退屈させないための必須アイテム。
犬は遊ぶのが大好きなので、室内での時間が多くなりがちな一人暮らしの場合は、おもちゃで一緒に遊んであげたり、留守番のときはおもちゃで寂しい思いをさせないようにしたいですね。
様々なタイプのおもちゃがあるので、犬を飽きさせないよう揃えておきたいところです。
7.お出かけ
犬を入れて移動するためのアイテムとして必要になるのがクレートです。
ケースの上に取っ手がついていて犬を入れたまま持ち運べるので、旅行や災害時に一緒に連れていくなど、お出かけする際の必須アイテムです。
子犬の時には、予防接種や検診など病院にかかることも多いので、ぜひ準備しておきましょう。
8.お手入れ
お手入れは犬のかわいい見た目を維持するだけでなく、健康を維持するためには欠かせないもの。
お手入れを定期的にしてあげることで、犬の体調の細かい変化に気づけるようになるので、とても大事な作業になります。
ブラッシング、シャンプー、爪切り、歯磨き、耳掃除などで、犬の健康をいつも気づかってあげたいですね。
それぞれのお手入れ用品は、犬専用のものが豊富に揃っているので、飼っている犬の種類に応じたものを選んでいくといいと思います。
今回のまとめ
一人暮らしで犬を飼うのに必要な準備8選を、必須アイテムや心構えも交えご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
一人暮らしで犬を飼うために必要な心構えや気をつけることとして、以下のものが挙げられます。
- 犬を最後まで面倒みる覚悟を持つ
- いざという時に預けられる人を確保する
- 留守番ができるようしつけをする
- 室温管理をする
また、場面ごとに必要な準備として8つご紹介しました。
- 散歩・・・首輪とリード
- 日常の居場所・・・サークル、ケージ
- 食事・・・専用の食器
- トイレ・・・固定のトイレトレー、ペットシート
- 留守番・・・自動給餌機、専用の給水機
- 遊ぶ・・・おもちゃ
- お出かけ・・・クレート
- お手入れ・・・ブラッシング用品、シャンプー用品、爪切り、歯磨きグッズ、耳掃除グッズ
一人暮らしで犬を飼うには、大変なこともたくさん出てくるかもしれません。
でも、それ以上に犬の温もりに触れることでいやされ、そして、愛する者と共に暮らしていけることの大きな喜びを得ることができます。
今回ご紹介した心構えと気をつけるポイントをしっかり頭に入れ、必要な準備を整えて一人暮らしでの犬との楽しい生活の一歩を、ぜひ踏み出してみてください!
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